【TOEIC学習者必見】WPMを意識するだけでリーディング&リスニングのスコアが同時に上がる!

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【TOEIC学習者必見】WPM(Words Per Minute)を意識するとリスニングもリーディングもスコアアップする話

TOEIC学習をしていて「音読は大事」「シャドーイングをしよう」というアドバイスはよく耳にしますよね。ですが、ただ音読をしているだけでは、自分の読むスピードが適切かどうかはわかりません。そこで意識したいのが、WPM(Words Per Minute)=1分間に読める単語数です。


なぜWPMがTOEICで重要なのか?

TOEICテストでは、リスニングもリーディングも限られた時間内で正確に情報を処理する力が求められます。実はTOEICのリスニング音声はおおよそ150〜160WPMの速さで話されています。これに対してリーディングセクションでは、180WPM以上の処理能力があると余裕を持って読解ができると言われています。

TOEICリーディングパートの時間配分とWPMの関係

TOEICリーディングパート(Part 5〜7)は合計で100問。制限時間は75分(4500秒)です。

  • 仮に全体で7500語の英文があったとすると(※実際には設問文も含めて語数は変動します)、
  • 7500語 ÷ 4500秒 × 60秒 = 約100WPMの処理速度が必要

しかしこれは「全問をギリギリ終えるだけ」のラインです。読解に余裕を持ち、設問にも対応できるようになるには180〜200WPMのスピードが理想です。


WPM測定方法(2パターンで紹介)

① 自分が何秒で読むべきか(目標WPMから秒数を出す方法)

例えば180WPMを目標にした場合、

  • 180WPM ÷ 60秒 = 3語/秒
  • 300語の英文なら、300語 ÷ 3語/秒 = 100秒(1分40秒)で読む必要があります

② 実際に読んだ秒数からWPMを出す方法

  • 300語の英文を125秒で読んだ場合
  • 300語 ÷ 125秒 × 60秒 = 144WPM

このように、「自分はどのくらいの速さで読めているのか」「目標に到達しているか」を定期的に測定することが重要です。


【初心者向け】まずは100WPMを目標にしよう

TOEICの学習を始めたばかりの人にとって、いきなり180WPMを目指すのは少しハードルが高いかもしれません。まずは100WPM(1分間に100語)でスムーズに読めることを目指しましょう。100WPMは、TOEICリーディングをギリギリ時間内に終わらせられるレベルなので、まずここをクリアすることで、焦らず問題に向き合う土台ができます。

慣れてきたら、120WPM → 150WPM → 180WPMと、段階的に目標を上げていくのがおすすめです。


おすすめのWPM測定ツール・アプリ

スマホやPCで使える無料のツールを活用すれば、簡単に自分のWPMを測定できます。

無料ツール例:

  • Reading Length(英語サイト): 本や記事の語数を自動計算してWPMも測れる
  • Word Counter Tool: コピペした英文の語数を即カウント
  • ストップウォッチアプリ:スマホで計測するだけでもOK
    また、私のYouTubeチャンネルでも、WPM測定に便利なストップウォッチの使い方を紹介しています。実際の使い方がわかりやすいので、ぜひ参考にしてください!
    詳しくは以下の動画をご覧ください↓↓↓

    https://youtu.be/l10fFAvPb8s?si=oQ6fUyaYr9p-jKHf

実践!WPM180に挑戦:サンプル英文(180語)

以下の英文を読みながら、時間を測って自分のWPMを確認してみましょう。

Every morning, I get up at 6:00 a.m. and start my day with a cup of coffee. Then I quickly get dressed and prepare for work. On weekdays, I usually take the train to the city, which takes about 30 minutes. During the commute, I often listen to English podcasts or review vocabulary. These small habits help me stay consistent with my language learning. At work, I sometimes need to read emails or reports written in English, so I try to improve my reading speed every day. After work, I do a 10-minute shadowing session using TOEIC listening materials. I noticed that the more I practiced, the easier it became to follow the fast-paced English in the actual TOEIC test. Now, I can enjoy English movies without subtitles, and I feel more confident when I talk to foreigners. I plan to continue this routine until I reach my target score of 900. I believe consistency and speed are the keys to TOEIC success.

語数:180語|目標時間:180WPM → 60秒で読み切る!


WPMトレーニングの効果:私の体験談

私自身、TOEICのリスニングスコアが345点だった頃、早口のナレーションについていけず、Part 3や4で置いてけぼりになっていました。そこで「リスニング=スピードに慣れることが大事」と気付き、毎日WPMを意識してシャドーイングを始めました。

結果、3ヶ月後にはリスニングスコアが470点までアップしました!

さらに嬉しかったのは、リーディングパートでも時間に追われず、長文を落ち着いて読めるようになったことです。これまでPart 7の後半で時間切れになることが多かったのですが、WPMを意識することで読み進めるスピードが上がり、最後まで解ききることができました。


まとめ

TOEIC学習においてWPMを意識することは、リスニングとリーディングの両方に大きな効果をもたらします。

  • WPMを知ることで、自分の読むスピードを「数値」で把握できる
  • 目標に合わせて日々トレーニングすれば、本番の英語スピードにも対応可能
  • リスニングにもリーディングにも効果があり、スコアアップに直結する

まずは180WPMを目標に、200WPMを意識したトレーニングを日々積み重ねてみてください。数字で成長を実感できるのが、WPMトレーニングの魅力です!

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